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第73回 畳の力を見直そう

こんにちは。サーパスeさーぴすと事務局です。
7月に入りましたが、ジメジメとしたお天気が続いていますね。
毎年のお米の作柄は7月から9月の気象の良否が影響すると言われているそうです。
昔から現代に伝わっているものは、時代を超えて今も「なるほど」と関心することが多いですね。

そこで、日本で昔から用いられている床材『畳』にも、「なるほど」という効果効能があることをご存知でしょうか。

畳の原料であるイ草。この断面を顕微鏡でみてみると、内部は灯芯(とうしん)というスポンジ状の細胞組織がつまっています。
畳を踏んだときのやわらかい感覚は、この灯芯部が空気を含んでいてクッションのようになっているからです。

このスポンジ状の部分がフィルターとなり、空気を清浄化する作用があるのです。
また二酸化窒素やホルムアルデヒドに加え、悪臭の原因となる様々な化学物質を細かいフィルターのように吸着しするので消臭効果も期待できます。
さらに、い草には湿度が高い時には空気中の湿気を吸収し、逆に乾燥している時は水分を放出して、お部屋の中の湿度を調節する働きがあります。

空気清浄機やエアコンといった電気製品が無かった時代にも、私たち祖先は畳のお部屋で日本の四季を快適に過ごしてきたのでしょうね。

現在、若い女性を中心に人気の癒しアイテムであるアロマテラピーが大変人気ですね。
畳のあの独特な芳香にも、実はアロマテラピー効果があると言われています。
森林浴の際にたくさん空気中に放出されるフィトンという成分をい草も持っています。
お部屋に観葉植物を置くことでも、このフィトンが作用しリラックス効果を期待できるようです。
い草は、それだけでなくバニリンやα-シペロンなどの成分もあわせ持ち、ストレス緩和や心の健康にも貢献します。

「頭の良い子に育てたいなら、子供は和室にしろ」と新聞に掲載され話題になったこともありました。

さて、そんな畳はいつ頃から日本で用いられていたのでしょうか。

その歴史は古く、古事記には既に「畳」についての記述がみられ、畳の原型となるものがすでにあったことを示しています。
平安時代、それまでの畳に厚みが加わったりサイズが統一化が進み、現代の畳に近づいたといえます。平安時代までは畳は床材ではなく、板床に敷くクッションのようにして使われていたそうです。
床材として部屋全体に畳が敷かれるようになったのは室町時代から。
その後、茶道の流行に伴い、正座とともに普及していったそうです。

住宅をご検討中の皆さま、今一度、この畳の良さ、和室の良さを見直してみませんか?


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