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第9回 縁の下の力持ち(構造設計)

はじめまして、設計部構造設計課の小宮です。
マンション購入をご検討されるにあたって、構造を重視するという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、建物の構造についてお話したいと思います。

91 皆さんもご存知のように、日本は地震国で、いつどこで地震が発生するかは誰にもわかりません。
前々回の「SURPASS STYLE」で、お客様に「安心」と「安全」を提供するシステムのお話があり、『サーパスSOS24』の警備、火災、事故などに対する「安全・安心」を紹介しましたが、地震などの自然災害に対してお客様に「安全・安心」を与えるのが、構造設計の役割と考えています。

昨年度に発覚しました耐震偽装問題は、ほんの一握りの構造設計者によるものですが、同じ技術屋(構造屋)として、遺憾で大変悔しく思っています。
構造屋さんは私も含め、頭にバカがつくほど正直でまじめな人間がほとんどです。
一部の構造設計者によるものとはいえ、これからは偽装がしにくい・できないシステム作りも行う必要があると思います。


92 建築設計は大きく、意匠設計・構造設計・設備設計に分かれており、意匠はデザイン・見栄え、設備は水・電気などのライフラインを考えていますが、構造は建物の基本となる骨組みを設計しています。
建物を人でたとえると、骨は鉄筋や鉄骨、肉はコンクリート(この2つで躯体=体を構成)、衣服は仕上げ(タイルなど)、血管は水道、などになるでしょうか。


構造躯体は仕上げで覆われるため、表面にはなかなか出てきません。
いくら服や化粧で着飾っても、体に問題があれば病気にもなり、生活もできなくなりますよね。
建物も同じで、いくらタイル等で化粧をして見栄えをよくしても、躯体に問題があれば建物も壊れてしまいます。

構造設計は建築の中でも表面に出てこない躯体(人の体)の設計を担当しており、お客様に地震などの自然災害に対し、安心感を与える「縁の下の力持ち」だと思っています。

マンションには、仕様・形状などによりさまざまな形がありますが、お客様に自信をもって提供するためには、やはり自分が住みたいマンションを造ることが一番だと考えています。
構造設計に対しても、日々自分が住みたいマンションを考えながら、お客様に「安全と安心」を与えるという考えを基本に、構造設計を行っています。

これからも、自信をもって提供するサーパスマンションをよろしくお願い致します。