SURPASS LOG

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2008年1月

第68回 生コンクリートについて②

こんにちは。穴吹工務店サーパスマンションブログ担当の阿部です。
昨日は、一年で最も寒い時期だといわれる「大寒」でしたね。私は雪かきをしたことがないのですが、雪が降り積もるエリアでは花粉指数などと同じように雪かき指数というのがあるそうです。

さて、今回は前回に引き続き生コンクリートについてのお話です。
前回、材料から生コンが出来るまでの工程を簡単にご説明しましたが、出来上がった生コンは運送後さらにたくさんの試験をクリアしなければコンクリート打設まで進めません。
■受け入れ検査
まず、コンクリート受け入れ時点でスランプ試験・空気量試験・塩化物含有量試験を実施します。
★スランプ試験
コンクリートが重力によって変形するときの上面の下がり具合(スランプ値)で表されるフレッシュコンクリートのやわらかさの程度を測定します。
★空気量試験
生コンには、施工性の向上や硬化コンクリートの耐凍害性を向上させるために、あらかじめ微細な空気を人工的に導入しています。普通コンクリートでは、3%~6%の範囲で設定。納入されたコンクリートがこの規定内であるか専用の試験器(エアメーター)で測定します。
★塩化物含有量試験
フレッシュコンクリートでは、コンクリート中の鉄筋の腐食やアルカリ骨材反応抑制のために塩化物含有量の規定があります。塩分量が規定値以下であるかを測定します。

さらにサーパスマンションでは・・・
★単位水量測定試験

コンクリートの強度を判断するときに、「単位水量」と「水セメント比」がとても重要となります。そこでサーパスマンションでは、現場に到着したアジテータトラック(ミキサー車)よりフレッシュコンクリートを採取しモルタルを抽出。それを電子レンジで乾燥し水分を蒸発後、重量を測り「単位水量」を測定しています。
※通常、4週間後の圧縮強度試験を待たないと確認できないコンクリートの強度を受け入れ段階で予測出来るため、コンクリートの高品質を確保出来ます。
↓ワット数は大きいですが、普通の電子レンジでした。↓

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★現場水中養生(構造体コンクリートの検査)
工事現場内の簡易水槽に浸すことで構造体コンクリートに出来るだけ近い温度履歴を受けるよう養生し、それが品質基準強度を満足することで構造体強度が設計基準強度及び耐久設計基準強度を確保していることを推定します。
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発注した強度を確認するため、構造体に打ち込まれたコンクリートが設計基準強度・耐久設計機銃強度を確保している事を推定するために圧縮強度試験を行います。

コンクリートの現場は、一度打設するとやり直しが出来ないという事からも分かるようにとても緊張感のある場所でした。サーパスマンションは、このように徹底した品質管理体制のもとコンクリートの検査・強度試験を行うことで、高品質で耐久性に優れた住まいをつくっています。


第67回 生コンクリートについて①

こんにちは。穴吹工務店サーパスマンションブログ担当の阿部です。
皆さま今年2008年の目標は立てましたか?私の今年の抱負は「毎日朝食をとる」事です。一人暮らしをするようになってから朝食を抜くことが多くなったのですが、朝食がとても大事だと痛感することが多くあったので、今年からは必ずお腹に何かを入れて出社しようと思っています。

さて、2008年SURPASS STYLE第一弾は、マンションを作るのに欠かせないコンクリートについてのお話です。

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穴吹工務店生コン事業部としてスタートして以来、生コン一筋に歩んできた『(株)香川県生コン』を訪問してきました。香川県ではじめての生コン工場であり、四国初の日本工業規格(JIS)表示許可工場でもある老舗の工場といえます。
敷地内には、アジテータトラック(いわゆるミキサー車です。)が、所狭しと並んでいました。





まず、工場長にコンクリートの品質管理の流れについて教えていただきました。
難しい単語がたくさん出てきたのですが、簡単に図示したものが下記となります。

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それでは、生コンが出来るまでの工程を画像でご説明します。
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↑コンクリートの材料となるものです。(主に、セメント・水・骨材・混和剤です。)
原材料が生コンの状態になるまでは驚くほど早く、約40秒だそうです。

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材料が決められた量できちんと混ざり合っているか、パソコンで各工程ごとにチェックします。
「同一材料を使用しても、知識や経験の差により全く違った配合となりますので、経験によるさじ加減とデータ分析をもとに、より良いコンクリート作りを心がけています。」と言われる工場長の眼差しは本当に真剣なものでした。

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サーパスマンション建設の第一歩として、生コンの運搬時間制限内(90分以内)で運搬可能な距離にある日本工業規格(JIS)表示許可工場のリストアップと工場調査があります。

JIS規格でも、積み込みから荷卸し完了までの時間90分以内と定められているように、どんなに良いものを製造しても、コンクリートは時間とともに変化し、硬化していくため、この時間がとても重要です。アジテータトラックのドラムが回転しているのは硬化と分離防止の為だそうです。
『(株)香川県生コン』では、工場・現場間は無線での連絡により、出発時間などを調整し時間のロスがないよう対応しているそうです。


次回は、製品試験(スランプ・空気量・塩化物量・単位推量試験など)についてご紹介します。