第68回 生コンクリートについて②
こんにちは。穴吹工務店サーパスマンションブログ担当の阿部です。
昨日は、一年で最も寒い時期だといわれる「大寒」でしたね。私は雪かきをしたことがないのですが、雪が降り積もるエリアでは花粉指数などと同じように雪かき指数というのがあるそうです。
さて、今回は前回に引き続き生コンクリートについてのお話です。
前回、材料から生コンが出来るまでの工程を簡単にご説明しましたが、出来上がった生コンは運送後さらにたくさんの試験をクリアしなければコンクリート打設まで進めません。
■受け入れ検査
まず、コンクリート受け入れ時点でスランプ試験・空気量試験・塩化物含有量試験を実施します。
★スランプ試験
コンクリートが重力によって変形するときの上面の下がり具合(スランプ値)で表されるフレッシュコンクリートのやわらかさの程度を測定します。
★空気量試験
生コンには、施工性の向上や硬化コンクリートの耐凍害性を向上させるために、あらかじめ微細な空気を人工的に導入しています。普通コンクリートでは、3%~6%の範囲で設定。納入されたコンクリートがこの規定内であるか専用の試験器(エアメーター)で測定します。
★塩化物含有量試験
フレッシュコンクリートでは、コンクリート中の鉄筋の腐食やアルカリ骨材反応抑制のために塩化物含有量の規定があります。塩分量が規定値以下であるかを測定します。
さらにサーパスマンションでは・・・
★単位水量測定試験
コンクリートの強度を判断するときに、「単位水量」と「水セメント比」がとても重要となります。そこでサーパスマンションでは、現場に到着したアジテータトラック(ミキサー車)よりフレッシュコンクリートを採取しモルタルを抽出。それを電子レンジで乾燥し水分を蒸発後、重量を測り「単位水量」を測定しています。
※通常、4週間後の圧縮強度試験を待たないと確認できないコンクリートの強度を受け入れ段階で予測出来るため、コンクリートの高品質を確保出来ます。
↓ワット数は大きいですが、普通の電子レンジでした。↓
★現場水中養生(構造体コンクリートの検査)
工事現場内の簡易水槽に浸すことで構造体コンクリートに出来るだけ近い温度履歴を受けるよう養生し、それが品質基準強度を満足することで構造体強度が設計基準強度及び耐久設計基準強度を確保していることを推定します。
発注した強度を確認するため、構造体に打ち込まれたコンクリートが設計基準強度・耐久設計機銃強度を確保している事を推定するために圧縮強度試験を行います。
コンクリートの現場は、一度打設するとやり直しが出来ないという事からも分かるようにとても緊張感のある場所でした。サーパスマンションは、このように徹底した品質管理体制のもとコンクリートの検査・強度試験を行うことで、高品質で耐久性に優れた住まいをつくっています。












